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【結婚式の時間別】参加しやすい二次会の開始時間は?|スムーズに進めるポイントも紹介
「二次会って何時に始めたら、みんなが参加しやすいんだろう?」 そんなふうに悩んでいませんか?
二次会の開始時間は、結婚式の時間帯や参加者の予定に合わせて調整することが大切です。
タイミングを間違えると、参加しにくくなり、慌ただしい進行になってしまうこともあります。
読み終えるころには、誰にとっても心地よい二次会の流れがイメージできるはずです。
もし開始時間で迷っていたら、まずは本記事を参考にしてみてください。
Contents
【結婚式の時間別】参加しやすい二次会の開始時間
結婚式の二次会は、参加者と気軽に楽しめる大切な時間です。
だからこそ「何時に始めるか」は、意外と悩むポイントになります。
開始時間によって、参加者の参加しやすさや満足度が大きく変わることもあります。
せっかくの二次会、多くの参加者に来てもらって、楽しいひとときを過ごしたいですよね。
本項目では、結婚式の時間帯を「午前・午後・夕方」の3パターンに分けて、スムーズなスケジュール例をご紹介します。
あわせて、それぞれの開始時間ごとのメリット・デメリットも解説しますので、参加者にも新郎新婦にもやさしい時間設定を考える参考にしてみてください。
結婚式が午前中の場合
たとえば、午前11時に挙式をスタートし、披露宴が13時半頃に終わるケースです。
お見送りや着替え、会場の移動をふまえると、二次会の開始時間は16時ごろがちょうど良いとされています。
16時スタートなら、18時には終わるため、翌日に予定がある参加者や子連れの人にも参加しやすい時間帯です。 また、遠方から来る参加者も日帰りしやすくなるのがメリットです。
一方で、夕食には少し早いため、食事の内容などに工夫が必要になるかもしれません。
さらに、結婚式自体が早めの時間に設定されるため、参加者によっては前泊が必要になるケースもあります。
全体的にスケジュールが前倒しになるので、準備や移動に無理がないよう注意が必要です。
結婚式が午後の場合
午後13時に挙式、披露宴が15時半頃に終わる場合は、二次会は18時開始がちょうどいい時間帯です。
披露宴後に1時間半~2時間の空き時間が取れるので、参加者もゆっくり移動したり身支度を整えたりできます。 18時スタートなら、夕食タイムと重なって食事も楽しめますし、20時頃にはお開きになるため、遅くなりすぎません。
また、午後からの結婚式に参加できなかった仕事終わりの友人も、二次会だけ参加しやすくなります。
ただし、終了時間が少し遅くなるため、帰宅時間に気を配る必要があります。
遠方の参加者には宿泊の案内をするなど、アクセスしやすい会場を選ぶと安心ですね。
結婚式が夕方の場合
夕方16時に挙式、18時半頃に披露宴が終わる場合、二次会の開始は21時頃が一般的です。
披露宴後の着替えや移動時間も余裕を持って確保できるので、新郎新婦も慌てずに準備できます。
また、この時間帯は飲食店の予約が集中していないため、希望の会場を押さえやすいのもポイントです。
さらに、仕事帰りの参加者も参加しやすくなるなど、柔軟な対応がしやすい時間帯でもあります。
ただし、終了は23時前後になることが多く、終電や宿泊の配慮が必要です。
子ども連れの参加者や翌日仕事のある人にとっては、参加が難しくなるケースもあります。
参加者の顔ぶれや予定をふまえ、ときには別日に開催することも検討してみてくださいね。
結婚式から二次会までの空き時間はどれくらい?
結婚式と二次会の間には、1時間半〜2時間ほどの空き時間をとるのが一般的です。
この時間を確保しておくことで、新郎新婦も参加者も無理なく移動や準備ができ、スムーズに二次会へと進めます。
理由のひとつは、新郎新婦の身支度に時間がかかることです。
披露宴が終わったあとには、お見送りや写真撮影があり、その後に衣装チェンジやヘアスタイルの変更が控えています。 とくにヘアチェンジは30分以上かかることもあるため、余裕を持って時間を見ておく必要があります。
もう一つの理由は、会場の移動時間です。 結婚式と二次会の会場が異なる場所にある場合、移動には最低でも15分~30分は見込んでおいた方が安心でしょう。
タクシーや公共交通機関の利用も想定して、移動時間に応じたスケジュールを組むことが大切です。
こうした背景から、1時間では慌ただしくなってしまう可能性があるため、1時間半~2時間の空き時間を設けるのがベストと言えるでしょう。
結婚式二次会のタイムスケジュール例
結婚式の二次会は、限られた時間の中でさまざまなイベントを進行するため、事前のスケジュール作成がとても重要です。
一般的には「受付から終了」までを含めて、3時間前後で進行するケースが多く見られます。
幹事はこの流れをしっかりと把握し、準備に取り組みましょう。
17:00 幹事の会場入り
17:30 受付開始
18:00 新郎新婦入場・二次会開始
18:30 ケーキカット・歓談
19:00 余興やゲーム大会
19:45 新郎新婦から締めの挨拶
20:00 お見送り
20:30 精算・片付け
パーティー終了後の片付けや会場との精算には、30分ほど余裕を見ておくと、幹事やスタッフの負担が軽減されます。
ポイントは、歓談の時間をしっかり確保しながら、演出を詰め込みすぎないことです。
スケジュールにゆとりをもたせることで、当日のハプニングにも落ち着いて対応できます。
また、作成したタイムテーブルは、幹事だけでなく新郎新婦や司会者とも事前に共有しておくことが大切です。 関係者全員が流れを把握しておけば、当日の進行もスムーズになるでしょう。
結婚式の二次会をスムーズに進めるポイント
結婚式の二次会をスムーズに進めるには、事前の準備と進行の工夫が欠かせません。
限られた時間のなかで、参加者に快適に過ごしてもらうためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
ここでは、幹事が知っておくと役立つ、当日の進行をスムーズにするためのコツをご紹介します。
結婚式場から近い会場を選ぶ
二次会の開始時間が遅れると、招待した参加者を待たせてしまう原因になります。
会場によっては、貸し切りの時間を過ぎると延長料金が発生することもあります。
時間どおりに始められないことで、予定していたプログラムを削る必要が出てくることもあるでしょう。
そうならないためにも、結婚式場からアクセスしやすい会場を選ぶのがポイントです。
移動時間が短ければ、参加者の負担も少なく、新郎新婦の準備も余裕を持って行えます。
招待者が多い場合は受付人数を多めに設ける
受付に時間がかかると、二次会のスタートが遅れる原因になります。
特に、披露宴からの参加者に加えて二次会からの参加者が多い場合は、注意が必要です。
スムーズに受付を進めるためには、対応するスタッフの人数を増やしておくのが効果的です
目安としては、50人以上の参加者がいる場合は、4~5人で対応すると安心でしょう。
あらかじめ受付の手順を共有しておけば、混雑を避けてスムーズに案内できます。
衣装・ヘアチェンジのリハーサルをしておく
新郎新婦が二次会用に衣装やヘアスタイルを変える場合は、事前のリハーサルがおすすめです。
本番で思った以上に時間がかかってしまうと、開始時間に間に合わないリスクがあります。
特にヘアメイクは、簡単そうに見えても30分以上かかることもあります。
あらかじめ所要時間を計測しておけば、当日の流れを調整しやすくなるでしょう。
想定外のトラブルを防ぎ、参加者をお待たせしないためにも、事前準備は欠かせません。
まとめ
結婚式の時間帯に合わせて、二次会の開始時間を調整することが重要です。
午前挙式なら16時、午後なら18時、夕方なら21時が目安となり、参加者も参加しやすくなります。
さらに、式場から近い会場を選び、受付人数を多めにすることで、進行もスムーズになります。
衣装チェンジのリハーサルも事前に行っておくと安心です。
全体にゆとりを持ったスケジュールを組むことで、トラブルを防ぎ、心に残る二次会が実現できるでしょう。
執筆者
米田 英敏
年間100件以上のケータリング・オードブルを活用したパーティーを企画。ケータリングコンサルタント。